1人が本棚に入れています
本棚に追加
幼馴染みの由花里と
昔話をしていると
あの人の話しになった。
最初は普通に話しを
していたけど、由花里は
消えた時の話をした
とたん、急に黙りこんだ。
私は気を使ってくれてる
と思い、由花里には
「でも、今はもぅ良い思い出なんだけどさっ」
なんて言ってしまった。
由花里はバッと顔を私に
向けると
「そのままで良いの?忘れちゃって良いの?」
っと言ってきた。
私は訳が分からず、由花里に
聞き返した。
…?
「もー私さ実はあの人の事、知ってるよ。」
…!!
驚きを隠せない私に
由花里は言った。
「名前は佐伯 柘斗さん。歳はあの時たしか私達が5歳で…2つ上とか言ってたから7と13を足せば…20…20歳だよ!!今でもこの付近に住んでるはずだよ♪」
たんたんと話す由花里をよそ目に今の状況を把握出来てない私。
理解の出来てない私に由花里は
「あぁ~も!!だ・か・ら!!柘斗さんに会いたいの?会いたくないの?初恋の人なんでしょっ!?」
初恋…だったのかな?
自分でも良く分からない…
でも、大好きだったんだ。
.
最初のコメントを投稿しよう!