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好きな言葉の中に「無知の知」という言葉があります。
ずっとずっと昔の哲学者の言葉。
何千年も経った現代においても色あせず大切な言葉だと思うのは、やはりずっと考えられてきた真理の一つだからなんだろうと思っています。
古代ギリシャだけでなくて中国の論語にも同じような言葉が存在するようです。
要は、
「『知らない』と自覚している人のほうが、『知っている』と思って満足している人よりもはるかに賢く、学びも多いのよ。」
って事だと解釈しています。
違っていると思いましたら教えてください。
わたしもまだ、『知っている』と思い込んで満足したくないです。
で、わたしは東北大震災で初めて被災地というところに足を踏み入れました。
そこで「無知の知」を常に常に実感することとなります。いかに知らないまま知っているつもりになっていることの多いことか。
でも、人間は基本、自分の経験を通してしか想像はできないものだそうです。
言い訳じみているのかもしれませんが、
こんなこっぴどい状態、経験したことないから想像できんもん。
本当にそうだと思うんです。被災地に行った人と行った事のない人との間で感じるギャップはこのせいかもしれないなって思っています。
また、同じ被災地でも場所や立場によっていたるところにギャップは存在しています。
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