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「はぁーい、ここの問題わかる人ー。」
今は数学の時間―――
黒板には、意味のわからない文字がズラリと並んでいる。
「…じゃー、風浪っ!
この問題解いてみろ。」
「はい。」
風浪 将汰。
この学校一番賢いヤツ。
一年のクセに三年より賢い。
インキャラでいつも一人で読書している。
なんかよくわからない奴。
そんなガリ勉君は、スラスラと黒板に書かれた問題を解いていく。
「正解だ。
さすがだな風浪!」
「ありがとうございます。」
ガリ勉少し礼をして席に戻る。
それと同時に授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
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