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次の日は英語がなかった。
その代わり、部活が二部練習だった。
この日はまゆりんの調子が変だった。
あまりしゃべらなくなった。
その次の日もまた次の日も…
そして土曜日、大会の日がきた。
町の体育館に行き、隣町の高校とたたかうのだ。
海羅と真由は、休憩室で表を書いていた。
二人きりだった。
すると真由が口をひらいた。
「海羅、話があるんだけど…」
「ん?何?」
「忍にさー。誰か告ったって噂知ってるしょ?」
「うん。」
「それ…私なんだけど…」
「えっ!?そうなの!?」
「うん。でもふられちゃって…でもまだ諦められないんだよね。だから…もう一回告るっていったらどうする…?」
「いいと思うよ!うちも応援するよ!!」
「本当に?」
「うん!」
「でも、私勇気出せなくて…だから今日と明日の大会二回とも勝ったら告ろうと思うんだけど…」
「いいじゃん!!大丈夫だよ。あいつ(忍)はきっとシュート5、6本いれるよ!!」
「うそつけ!!笑」
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