プロローグ

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「キャー!あなた助けて!!」 「時代劇か!そんな暇ないだろ」 俺、月影 翔と舞花。 俺たちは今、草原の真っ只中を全力疾走中。 つい10分前には楽しく舞花と修行をしてた。 なのに気づけば魔物に追いかけられる始末。 なんなんだ、あの魔物。 「死界龍よ」 「心を読むな!」 「読まれる方が悪い」 えげつない‥‥。 「なんか言った?」 「なんでもないです」 気をつけないとな‥‥。 俺は逃走しながらそう心に刻み込んだ。
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