40人が本棚に入れています
本棚に追加
僕「……バーンズ」
甲高い声『はーい!』
甲高い声が後ろから響いた。
僕は後ろを見る。
後ろには、小さな赤いロボットが沢山居ました。
赤いロボット。頭には猫耳、全体的にこじんまりとしたデザイン。愛らしいデザインをしている。
そんなロボットが10体ほど、僕の後ろに居た。
彼らは、バーンズ。正式名称は『万能型ロボット ニード・ゾーン』。あらゆる状況下に置いて、活動できるように作られたロボット、である。
バーンズ『何の御用ですか?マスター?』
僕「マスター、言うな。僕の名前は赤城界渡(あかぎかいと)。マスターと言う名前じゃない」
黒い学生服に中世的な顔立ち。赤い瞳に青い短い髪。頭の上にはヘッドフォンを付けている。
それが僕、『レッド・キャッスル』の赤城界渡。
ただ、それだけの存在であって、決してマスターと呼ばれるほど褒められた存在ではない。
最初のコメントを投稿しよう!