ファースト・イベント

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僕「……バーンズ」 甲高い声『はーい!』 甲高い声が後ろから響いた。 僕は後ろを見る。 後ろには、小さな赤いロボットが沢山居ました。 赤いロボット。頭には猫耳、全体的にこじんまりとしたデザイン。愛らしいデザインをしている。 そんなロボットが10体ほど、僕の後ろに居た。 彼らは、バーンズ。正式名称は『万能型ロボット ニード・ゾーン』。あらゆる状況下に置いて、活動できるように作られたロボット、である。 バーンズ『何の御用ですか?マスター?』 僕「マスター、言うな。僕の名前は赤城界渡(あかぎかいと)。マスターと言う名前じゃない」 黒い学生服に中世的な顔立ち。赤い瞳に青い短い髪。頭の上にはヘッドフォンを付けている。 それが僕、『レッド・キャッスル』の赤城界渡。 ただ、それだけの存在であって、決してマスターと呼ばれるほど褒められた存在ではない。
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