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レジェンド「饒舌だな。自分を優位と思っているのか?それとも楽観的なのか?」
勇者は眉をひそめて、魔王を睨みつける。
パンドラ「いやいや。楽観的にならざるを得なかっただけですよ。
魔王をしていると、人の死に様とか悲鳴なんかも良く聞きますからね。否応に。
ですから、いちいち反応している暇が無いんですよ~。
まあ、最も……」
そう言うパンドラの周りには、いつの間にか沢山の炎が囲んでいる。
パンドラ「ちゃんと君のお相手は出来るから、安心して良いよ。勇者くん」
レジェンド「……人の心配をするくらいならば、自分の心配をしろ。魔王」
レジェンドは持っている刀を、しっかりと目の前のパンドラに向ける。
レジェンド「さあ、始めようか」
パンドラ「いいね~。始めようよ」
そして、レジェンドとパンドラ、勇者と魔王との戦闘は始まった。
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