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ーん?ここは?
僕が眼を覚ますと、見知らぬ場所に居た。
周りには金属。周り続ける歯車に、上下するピストン。蒸気を放つ機械。
ーここは工場?
仕事柄、こう言うのを見る機会は多いが、この工場は見覚えが無いですな。
白衣を着た男「いらっしゃ~い」
半分機械の男「……」
ーん?
ふと見ると、目の前には2人の男性が居た。
1人は白衣を着た博士風の男性。青い短髪に、青い眼鏡をかけている。
もう1人は身体の右半分が機械と化している男性。右腕はバズーカとなっていて、青い眼と赤い機械の眼。背中には翼が生えていて、右側の翼は黒い翼で、左側の翼はどう見ても機械で作られた翼が生えている。
ー……貴方達は?
白衣を着た男「ん~?ここの工場の管理主任、と言った所かな?」
半分機械の男「私は彼の製造物。それ以上でも、それ以下でもない」
……また、変な連中だなー。
と、僕はそう思った。
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