小さい時から赤と迷彩なんだ

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お店に着いた私は、春さんに渡されたエプロンを付け、パタパタと店の中を走り回っていた 「利音~次これ運んで~」 『はぁーい!!』 元気よく返事をして駆け回る利音の姿は、見る人を和ませるものだった 「小さいのに良く頑張る子だ」 「見ない顔だけど今日から働いてる子?」 「左右目の色違くないか?」 「可愛いなぁ~」 他の夢小説だったら天然でこの会話は無視するだろう… だが、残念ながら私の耳には聞こえている!! 恥ずかしいからやめろッ!! 「可愛い」なんて言われなれてないんだ!! 照れるじゃないかッ!!!← 客だからそんなこと言えないがね!!! 頬を染めながら団子を運ぶ
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