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その時、家には俺と弟、ばあちゃんの３人で晩飯を食っていた。
ちょうど財布の話をしていた頃だ。突然ばあちゃんが倒れた。顔は苦しそうに歪み、みるみる青ざめていく。
突然、床にすごい勢いで倒れたばあちゃんはそれ以降動くことはなかった。
慌てて俺は父親に電話、もちろん出ないがとりあえず鬼電する。テンパっていたから仕方がない。
弟は冷静に警察と救急車に電話。
俺一応警察に電話してるんだけど。
救急車等の到着を待つ間は、学校で習った応急救護を実践した。
もちろん人工呼吸もしたがばあちゃんは冷たいままだ。
死んでることなんかわかっていた。でもやった。
ふとテーブルに目をやるとまたあの青いタロットカードがあった。いつもいつもなにか嫌なことがあると現れる、不幸を呼ぶカードだ。
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