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？？｢若菜～？今日みー達とカラオケ行くけど行く～？｣
ありま、また加乃が叫んでら…。
ウチは今帰り支度の真っ最中。
加乃｢やっと若菜に追いついた～。｣
今走ってきたこの子はウチの友達の坂根加乃【ｻｶﾈｶﾉ】。
若菜｢ゴメン、加乃!!今日はウチ行かなあかんとこあるんよ!!｣
自分の目の前で手を合わせ、ひたすらに謝る。
加乃｢仕方ないなぁ…、若菜は今日あそこ行かな…、ね？｣
若菜｢うんっ!!じゃあアデュー。｣
若菜の自転車が自分から離れてく――。
加乃｢アイツの傷はもう癒えたかなぁ…。｣
加乃｢(若菜はウチのこともそんなに信じてないやろうし…、誰か若菜の心を溶かしてくれる人がいてたら…。
ううん、アイツはﾀﾞﾒ、アイツは若菜を更に傷つけた張本人やから)。｣
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