平成の世からこんにちは!!

3/10
前へ
/1111ページ
次へ
若「あぅ~!!時間が間に合わん~。」 ウチは主人公の自覚も糞も捨ててただひたすらに自転車を漕ぐ。 何故かふと空を見上げてみる――。 すると―― 若「え…?昼やのに満月…?」 今は昼の3時頃、春やけどまだまだ真っ昼間に月、それも満月がでるんは常識的に考えて可笑しい。 若「手ぇ伸ばしたら届きそ…。」 ぽつりと呟き、ウチは無意識に満月に手を伸ばす。 すると突然―― ピカァッ… 月が青白く光り始める。 若「え…?眩しっ…!!」 ウチの意識はそこで途切れた。それと同時にウチの荷物もごっそりと消えていた…。
/1111ページ

最初のコメントを投稿しよう!

829人が本棚に入れています
本棚に追加