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若「あぅ~!!時間が間に合わん~。」
ウチは主人公の自覚も糞も捨ててただひたすらに自転車を漕ぐ。
何故かふと空を見上げてみる――。
すると――
若「え…?昼やのに満月…?」
今は昼の3時頃、春やけどまだまだ真っ昼間に月、それも満月がでるんは常識的に考えて可笑しい。
若「手ぇ伸ばしたら届きそ…。」
ぽつりと呟き、ウチは無意識に満月に手を伸ばす。
すると突然――
ピカァッ…
月が青白く光り始める。
若「え…?眩しっ…!!」
ウチの意識はそこで途切れた。それと同時にウチの荷物もごっそりと消えていた…。
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