第一章◇紐の力

3/12
前へ
/50ページ
次へ
教室に入るなりまず 女子にお菓子やら手紙やらを渡される… ヤロー(男)からなんて 「同性でも構わない!! つ、つ、付き合ってくれ//」 などと告白される始末。 私はヤローになった覚えはないんだがな。 そう、彼いや、彼女は 歴とした女だ。 だが、今はアル理由があり 男装…つまり男として大学に通い、生活をしている。 『やはり、男装とゆうものは不便だな。』 体育の着替え。 修学旅行での風呂。 トイレなど…まぁ色々。 「愛乃さん!!!」 私が考え事をしているのに… 邪魔をするんじゃない。 『何??』 「愛乃さんが好きなんです!! 付き合って下さい。」 ほら、またこの言葉… もう…うんざりよ。 ・
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

398人が本棚に入れています
本棚に追加