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遠い日の記憶
初恋…。
あの時、私は初めて恋を知った。
もともと知らない人と仲良くなるのが得意な私。あの日出会ってから、毎週そこに通った。
遊んだ後、別れる時には、「また来週」があいさつだった。
でも、大きくなって通わなくなって会えなくなった。
私と君を繋ぐのは、あの場所だけなのに…。
大切なことは、後から知る私。
私は君のこと全然知らなかった。
住所、連絡先も知らなくて今更後悔する私。
あの時は、幼いなりに必死だったんだ。
今、好きな人はいるけれど君を越える人はいなくて…。
君に会いたくなる。
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