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「…この酒…どう、したの…」
俺は、自身の部屋のテーブルに積み上げられた缶ビールやチューハイを見て、目を見開いた。
「隼人をパシった☆」
仁が眩しいほどの笑顔で言った。あ、だから木更津隼人は、ソファーで項垂れてるのか。今にも死にそうだもん…。
「…酒は二十歳からだろ」
書記の人(咲哉)が仁を睨み付けた。仁は、まぁいいじゃん、と笑う。
「今日は語るんだろ?」
仁はニカッと笑って、俺の背中を叩いた。ちょっと痛かったけど気にせずソファーに座った。
「あ…でも、俺…酒ダメだって、…言われてる」
「誰に?」
「…唯斗」
「唯斗?何でダメなんだ?」
「…分かんな、い…。」
中学生のときに、酔った俺は何かを仕出かしたらしい。そのとき唯斗は、もう酒を飲むなと俺に言った。何をしたのか、全く記憶にないけど。
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