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?:…ぃ。…おい!
明:…んー…
?:おい!明!
明:…ケンちゃん…?
ケン:『ケンちゃん…?』じゃねーよっ!
何でこんなとこで寝てんだよ…
明:…ポンは?
ケン:西山と喋ってる。
明:今、何時…
ケン:5時半!
明:…え、俺そんな寝てたの?
ケン:授業こねぇから
びっくりした…
明:悪かった…
ユキ:明、起きたの?
明:…ユキ。
ユキ:…さっ、帰ろう!
店の手伝いしなきゃいけないよ!
ケン:だな。よし、かえろうぜ!
ポン:置いてかないでー!
西山:早く来いよ。
加藤:そーだ!
明:お前らいたの?
西山:ひでぇ……
加藤:ホントだよ!
こんな他愛ないやりとりをできるのも俺らだからだ。
小さい頃から、
商店街が近いためか
毎日皆で集まって遊んでた。
剣道の話…
恋の話…
車の話…
野球の話…
全てのやり取りが
楽しかった…。
…こんな日々が
ずっと続くと思っていた。
何も変わらない一日を…
夢見てた。
…だが、
その想いは
ある事件のきっかけで
・・・・
いとも簡単に
壊されたー…。
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