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ケン:いこうぜ…
明:…すぐ戻る。
結局、ユキとポンは
待ってることに。
ケンちゃん、西山、加藤、俺の4人で行くことになった…
ユキ:……大丈夫かな…
ケンちゃん達…
ポン:…大丈夫だよ…
きっとすぐに戻ってくるよ。
ユキ:…うん…
ポン:何か…ごめんね。
…僕じゃ…頼りない…よね…
ユキ:そんなことないよ…ポンは男の子だもん!
小さい頃からいつだって私のこと気にかけてくれてたじゃない…
ポン:…うん
ユキ:仮にもし何かあったとしても…ケンちゃん達が来るまで…ポンが私のこと守ってくれるんでしょ…?
ポン:…当たり前!
大事な友達だもん!
ユキ:よしっ!いい子だ!
ポン:へへっ!
その時一…
コツ、コツ、コツ……
ポン:ユキ…!
ユキ:…っどうしたの…?
ポン:静かに…!
誰かの足音が
工場にこだまするー…
急だったから
僕は一瞬どこに身を隠したのかわからなかった…
辺りを見回して見ると。
鉄やパイプなどの
古びたガラクタの隣にある金属の物置みたいな場所だった…
そのスペースは
人が二人、やっと入れるくらいの狭さだ…
コツ…コツ…コツ…ッ
ユキ:………っ
ポン:……。
お願い…っ
見つからないように…
ケンちゃん…
明…
西山…
加藤…
…誰か一一一…。
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