男装転入生

26/29
前へ
/90ページ
次へ
「――…い!…る…い……流衣!」 「…ん……」 「いい加減起きろ!!!」 んだよ、気持ちよく寝てたのに。 てか、すんごい懐かしい夢見たな。 「お前、寝過ぎ。これ終わったら昼休みだぞ」 もうそんな時間たったのか… 「…つーか、何でタツがここに居んだよ」 「はぁ…。今、一応俺の授業中なんだけど。誰かさんが寝てるから起こしてやろうと思って」 ニヤニヤしながら俺を見るなよ!気持ち悪い。 「大きなお世話……」 「おいおい流衣くんそりゃねぇぜ?せっかく起こしてやったのによ―?」 「別に、頼んでねぇし」 「冷てぇなー。まぁいいやっ!流衣には罰として、あの問題解いてもらうから!」
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

380人が本棚に入れています
本棚に追加