親愛なるバカたちの饗宴

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「早すぎたんじゃない?」 「なら、俺らはそのへんに隠れとこうぜ?」 そういって無理やり倉田を連れ、建物の陰に身をひそめる親友。 「でも、ちょっと変なんだよね?」 「何が?」 そんな会話も聞こえてくる。 「ボクなりにちょっと調べたんだけど、どうも女子のみんなの目が、なんかこう、違う意味を持っているような……。」 「なんだそりゃ?」 「うーん、ボクにもよくわかんない。」 と。 ガチャ 屋上のドアが開いた。 三人の唾を飲み込む音がシンクロした瞬間でもある。 そして、そこから姿を現したのは―――――― .
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