沈没

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程なくして僕は早起きしたせいか強い眠気におそわれ重い瞼をゆっくりと閉じた。 「うーん」 目を開けたらそこはすでに乗船所だった。 「あら、起きたのハンス」 ああ寝てたんだ僕。 「着いたの、ママ」 「見ればわかるでしょハンス」 「そ、そうだねママ」 ママはそれを聞くなりリムジンのドアに手をかけた。 僕はそれについて行く。
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