沈没

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僕は飲みかけの水をチビリと飲み窓の外を見た。 「雨、か」 窓には雨粒がついており外には雨がふり始めていた。 そのままベッドに横になり目を閉じた。 「……う、これは……せん、緊急…、こ……ではあり…ん」 何かの音で目が覚めた。 「緊急警報、これは訓練ではありません。至急近くにある物に掴まって下さい」 窓の外を見るとついさっきまでとは思えない位に雨が降っており、奥に巨大な津波が見えた。
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