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マハラカがそう言うと、どからともなく妖怪たちが姿を現した。
悟空は筋斗雲を呼び、妖怪たちをかわしながらマハラカに向かっていく。
「よーし!わいらもいくで!」
八戒が気合いをいれると、涼鈴と悟浄はうなずき、真正面から妖怪に向かっていく。
八戒たちが手前の妖怪たちをけちらしているとき、悟空は単独でマハラカの近くまでやってきた。
すると部下の妖怪たちがマハラカの周りを囲む。
「てめぇら、邪魔だ!」
悟空は如意棒をふりまわし、妖怪たちをけちらす。
「てめぇは許さねぇ!」
妖怪をけちらした悟空はマハラカに如意棒で殴りかかったが、軽くかわされてしまう。
「あたらんな。もう一度やってみるか?」
「な、なんだとぉ!!」
悟空は何度も如意棒でマハラカに殴りかかるが、一発も当てることができない。やがて、八戒、涼鈴、悟浄も妖怪を倒しながらマハラカのところへたどりついた。
「よし!みんなで一斉攻撃だ!」
悟空がそう言うと、四人同時にマハラカへ攻撃をしかけた。
さすがのマハラカもすべてよけきれず、悟空の如意棒がマハラカの頬をかすめた。
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