第一章 学校にて

2/2
前へ
/2ページ
次へ
今日は3月26日 世間では、春休みと言って居るがテストで大量に 赤点を取った為今回の春休みは補習で消えてしまう・・・。 『あ~あなんで休みを返上して勉強なんだよ』 美河『今年は春休みに北海道に行く予定だったのに』 『まあまあ、そう言わずに補習が終わったら北海道のゲレンデに行けるじゃん!』 美河『実はまだ北海道に行った事ないだよね俺』 『まあ補習頑張るか』と美河は独り言を言った 美河『と言うか補習が果たして終わるのか?』 と美河はまた独り言を言った・・・ となんて独り言が多い奴と思ったかも知れませんが 主人公美河は校内でも独り言の多さで有名になっている 独り言王なので周りは殆ど気にして無くその独り言をいつも 聞いて居る友人は何とも思って居ないのである。 なぜなら、彼は殆どの教科で赤点を取って居たからで このままでは進級すら危うい位頭が悪かったからである。 10教科中5教科も赤点を取るなんて前代未聞と先生に言われる 位馬鹿だったのである・・・・・・ まあ、馬鹿は馬鹿なりに努力はして居るようで・・・・ 昨日も寝ずに徹夜テスト勉強をして様で眠い目を擦りながら 川崎にこう答えた。 「これでも寝ずにテスト勉強をしたよ。」 ですかさず川崎はこう言って来た。 「で今回のテストは自信があるの?」 美川は自信ありげ 「ばっちりだよ。」 「本当か?今回のテストが駄目だったらスキーは中止にしないと いけなくなるんだからな」 と怒った口調で川崎の話はまだまだ続く・・・ 川崎「大体、普段から勉強をしてないからこういう事になるんだよ。」 美河「あ~もう分かったよ次からは気を付けるよ」 川崎「まったく、お前にはいつもはらはらさせられる」 川崎「とにかく3月28日に出発は変更できないからな」 川崎「もう宿も予約して有るし今からキャンセルしてもキャンセル料が掛かるだけなんだから」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加