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「あはははは!紅蓮ったらどこに隠れているのかしら!」
とある森の中で声が響く。あははは、と笑いながら銃器にした片腕をぶら下げ、落ち葉を踏みしめ歩く影が一つ。
その影の向こう側にはものすごい勢いで声の主から逃げ出す影が一つ。
「…向こう側から走り去る音がしたわ……あっはははは!!紅蓮ったらそこにいたのね?今すぐ行ってあげる!」
銃器に代えていた片腕を変形させ、元の普通の腕に戻す。
そして一歩踏み出すと、笑いの主は一瞬で姿を消した。
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