第1話 暗い闇からの朝

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第1話 暗い闇からの朝

あれは小学校4年生のころだ! 今でも 俺は夢を見るんだ 「聡 ! みんなで分けるんだぞ」 「父さんの作った ホットケーキは冷たくなってもおいしい クラスのみんなが、 言ってたからねー」 「さあ 早く 持って行ってあげなよー」 俺は 小さな体で 一生懸命 クラス全員分の ホットケーキを 運んだ 「聡君 お誕生日おめでとう!」 「 ハッピーバースデー聡」 あのころは クラスの 人気者だった! それは俺の家が 喫茶店で 何か学校で イベントが あるたびに、 うちに 学校の 先生や 業者 子供の親が 子供を 連れて よく利用したからだ
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