プロローグ

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その夜…… 「無理……体中のあちこちが痛い……」 「同感……」 俺達は走ったものの、結局遅刻してしまい ず~っと筋トレと素振りばっかりさせられた つまり係り稽古や試合形式などのように打たしてもらえなかったのだ 「明日どうする~?」 「どうせ暇だし新しくできたショッピングモールでも行こうぜ~」 「そうだなぁ~。カイルも誘おう」 「OK~じゃあ駅前集合な~。翼お前が連絡してくれ~」 「わかった~カイルに連絡しとくよ~」 俺達は気の抜けた会話をしながら帰宅する その頃、とある場所では プシュー 自動扉が開き灰色の隊服に身を包んだ黒髪の女性が入ってくる 「お、久しぶり!九州からよく来たな~」 女性が入ってきたのに気づいた同じような服を着たリーダー格の男性が挨拶をした 女性も挨拶をして周りを見渡す 「ここもずいぶん変わったわね……」 「まあな……そっちは……」 「お!久しぶり~。ダンナとは元気にやってる?」 リーダー格の男性の言葉を遮って茶髪の男性が女性に声をかける 「フフッ……相変わらずね」 女性は微笑んで茶髪の男性とも挨拶をする 「同窓会までまだ日もあるし、ゆっくりしていけば?」 「そうさせてもらうわ」 リーダー格の男性の提案に女性はのり茶髪の男性を入れて3人で部屋をでた
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