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市内のとある銀行
「終わったぞ~」
「「長げ~よ……」」
俺と晴斗は疲れきった表情でカイルにツッコむ
だって、もう11時半だぞ!?
人が前に大量にいたからってひどすぎだろ!?
はぁ~、先に飯だな…こりゃあ……
「僕のせいにしないでもらいたいな」
「いや…そういうわけじゃ無いんだけどね」
俺達はぶつくさ文句を言いながら出口に向かおうとした瞬間
「キャーー!」
「ちっ!」
パンパァン!
「テメェら動くんじゃねぇ!」
悲鳴が聞こえたかと思うと銃声が2発分して2人組の男が脅しをかける
俺達はうまいこと死角にいたためとっさにブラインドのしまった窓と少し高めのプランターの間に隠れて伏せていた
出口は銃を持った男が塞いでおり逃げるに逃げれない状態だ
人質である客はロビーの中央に集められている
カイルの前に大量にいた人は事が起こる前に出ていて従業員は1人を残してみんな裏口から逃げてしまったので人質の数は俺達を除いて12人
犯人は先ほど言った通り2人組で片方は銃、もう片方は刀で従業員を脅して出し方を聞き出している
最悪………
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