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チュンチュン
雀が鳴いている清々しい朝。
只今、登校中。
てか雀、うるさっ←
『おはよ~、麻那』
『おはよ。昨日どうだった?』
『何が?』
『叶先輩と。』
『あ~、アイツね。』
『またアイツなんて言って。結構人気あるんだから、気をつけた方がいいよ?』
『何を?』
『ほら。女って怖いから。』
いやいや。
それを言ってる貴女が怖い。
『大丈夫大丈夫。私とアイツは無関係。』
『誰と誰が無関係なのかな?』
『ゲッ!!』
『あ。叶先輩!!おはようございます。』
そして、貴女。
話しちゃうのね。
女って怖い←
『おはよう。』
先輩、何故こっちを見るのですか?
『....おはようございます。さようなら!!!!』
はい。ダッシュ!!
『なんかすみません。』
『いや、いいよ。多分、照れてるだけだから。』
『先輩、』
『ん~~?』
『淮愛のこと泣かせたら、私、先輩のこと殺します。』
『わかってるよ。なんか同じ匂いしたしね。あ。半泣きは?』
『ギリセーフです。』
私はというと無事学校に付き、こんな会話がなされているなんてしるよしもなかったとさ。
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