0人が本棚に入れています
本棚に追加
『も~、なんで先に行っちゃうの?』
『.....裏切り者!!』
『へ~、私にそんなこと言って良いわけ?』
『麻那、素出てる、素出てるよ。』
私の親友の麻那は大人しめで家では紅茶。部屋はぬいぐるみだらけみたいな顔をしているくせに素は毒舌なのだ。
『おっと、失礼しました~』
『いいえ~ι』
『で、何で逃げた訳?』
『あのね。実はこれには水溜まりより深い深い理由がございまして。』
『それ深くないから。で?』
『ずばり、あの人の顔を見ながらだと暴言を言えないといいますか、あの。その。顔が好きなもんで、テヘ』
『テヘじゃないわよ。はぁ~、本当アンタって』
『素出てるよι』
『.....本当しょうがないんだから。』
ちょっと抑えたみたい。
『本当、面目ねぇでごわす』
『いや。それ誰キャラ?てかさ。』
『西郷隆盛でごわす。ん?』
『なんで叶先輩の方が淮愛のこと追い掛けてんの?』
最初のコメントを投稿しよう!