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変態side
いつも俺の恋人である藤原は素直じゃない
なにか俺が話す度、ツンっとした言葉を話す
とはいうもの、ツンって程でもないくらいのツン
普通のツンが肩パンチだとすると
藤原は指で突くくらいのダメージ
照れ隠しなの丸分かりで逆にかわいい
…これ以上語ると止まらなくなりそうなのでやめとくか
それで本題なのだが
「…」
「…」
藤原がっ!藤原がっ!!
俺に抱き着いてるっ!!
いつも柔らかい乍も抵抗するあの藤原が!!!
可愛すぎ!!
「とく、い…さん」
「なんでしょう?」
「すき…です……」
聞いた??!好きやって!!
反則決めんのも大概にしてや?
つまり何が言いたいかって言うと
デレ期キター!!!!!
「なんや、今日甘えたやなぁ」
「…うるさい」
「はいはい」
「ん…」
キュッと抱き返すと服をキュウゥっと握ってきた
不安でも感じているのか
全く、俺はどこにも行かんのに
「どこがえぇんですか、俺の」
「ん?全部ぅ」
「やって俺、ごついし、でかいし、可愛くないし、第一男で…」
「俺が惚れたのは藤原やもん、どんな姿でも藤原は藤原やろ」
「でも…、んぅ」
反論は受け付けないという意味を込めて
柔らかいふにふにした唇に俺の唇を当てる
あぁ、やぁらかい
「ぁ、ふ、っん」
角度を替えて、何度も啄むようにキスをする
その度聞こえる藤原の声とリップ音が俺の興奮をそそらせる
「と、くぃ、さ…」
「藤原」
「ぁ…」
キスをしただけでとろんと蕩けた表情の藤原
このまま襲ってやりたいところだが我慢する
「自信持ちや」
「むり、です…」
「こんな可愛い奴ほっとける訳ないやろ」
微笑んでそのあとに愛してると囁けば
自分から唇を重ねてきた藤原
そのあとやっぱり我慢できるおれでなく
大人の戯れをさせてもらいました
甘えたは不安の裏返し
**End**
(手加減してください)
(無理難題押し付けんといて)
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