ACT.1 始まりの地

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雅紀 「立ち位置的にGMだな」 ???? 『じゃあマスターとでも呼んでくれ。じゃあの!』 ブツ― 切れたよ…電話切れたよ… とりあえず歩き回るとするか 雅紀 「そう言えばここってモンスターとか居るのか?魔法とか言ってたよな…想像した物を具現化出来るとも言ってたっけ」 俺は携帯を見る テキストデータあるか…? 雅紀 「お、ハケーン…え~っと…何々?一目見ただけで全てが解る眼を与えた?目標の複製、破壊などが可能。使い方はただ念じだけ…っと…使ってみるか」 俺は電話の主であるマスターから貰った眼を使って周囲を見回す 雅紀 「コレは…?!」 辺りの地形、生物の位置、物質の情報、何で構成されてるかとか様々な事が視界現れる 雅紀 「なんつー便利さだ…ん?背後と左右からモンスター…で、前方は滝…包囲陣形ってまでは行かないがピンチだな…」 逃げ道はに滝壺にダイブ位か? 雅紀 「もう囲まれた…はぁ…あばよ!」 俺は全力で崖の方に走って飛び込んで頭から落ちる かなりのスピードで落下しながら体を捻り、頭を上にする このまま落下ってのも気に食わねぇし…足元に何か土台が有れば…土台? 雅紀 「魔法陣か!」 足元に魔法陣を想像して作り、展開して土台を作る 雅紀 「落下し続けるか…やっぱ魔法陣を消して空気抵抗とベクトルを変換!」 落下速度が落ち、身体が宙に浮く 雅紀 「はぁ…やっと落ち着いたか」 俺はそのまま岸まで辿りつき、座り込んだ はぁ…散々な所にきたもんだ… ???? 「あ…あぁ///」 誰かが居るような… 俺は後ろを振り向いた 雅紀 「なっ?!///わ、悪い!!!」 俺は見てしまった…水浴び中の乙女を… しかもかんなり美少女なんだよな…アレだ、コレイベントだ… 父さん…母さん…俺…遂にイベントに出くわしたよ… ???? 「…あ、あの…///服を…取ってくれますか…?///」 雅紀 「あ、あぁ…」 俺は横に置いて有る服を渡した
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