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雅紀
「立ち位置的にGMだな」
????
『じゃあマスターとでも呼んでくれ。じゃあの!』
ブツ―
切れたよ…電話切れたよ…
とりあえず歩き回るとするか
雅紀
「そう言えばここってモンスターとか居るのか?魔法とか言ってたよな…想像した物を具現化出来るとも言ってたっけ」
俺は携帯を見る
テキストデータあるか…?
雅紀
「お、ハケーン…え~っと…何々?一目見ただけで全てが解る眼を与えた?目標の複製、破壊などが可能。使い方はただ念じだけ…っと…使ってみるか」
俺は電話の主であるマスターから貰った眼を使って周囲を見回す
雅紀
「コレは…?!」
辺りの地形、生物の位置、物質の情報、何で構成されてるかとか様々な事が視界現れる
雅紀
「なんつー便利さだ…ん?背後と左右からモンスター…で、前方は滝…包囲陣形ってまでは行かないがピンチだな…」
逃げ道はに滝壺にダイブ位か?
雅紀
「もう囲まれた…はぁ…あばよ!」
俺は全力で崖の方に走って飛び込んで頭から落ちる
かなりのスピードで落下しながら体を捻り、頭を上にする
このまま落下ってのも気に食わねぇし…足元に何か土台が有れば…土台?
雅紀
「魔法陣か!」
足元に魔法陣を想像して作り、展開して土台を作る
雅紀
「落下し続けるか…やっぱ魔法陣を消して空気抵抗とベクトルを変換!」
落下速度が落ち、身体が宙に浮く
雅紀
「はぁ…やっと落ち着いたか」
俺はそのまま岸まで辿りつき、座り込んだ
はぁ…散々な所にきたもんだ…
????
「あ…あぁ///」
誰かが居るような…
俺は後ろを振り向いた
雅紀
「なっ?!///わ、悪い!!!」
俺は見てしまった…水浴び中の乙女を…
しかもかんなり美少女なんだよな…アレだ、コレイベントだ…
父さん…母さん…俺…遂にイベントに出くわしたよ…
????
「…あ、あの…///服を…取ってくれますか…?///」
雅紀
「あ、あぁ…」
俺は横に置いて有る服を渡した
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