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あと70mというところで男が気づいて逃げる
それから10分もの間、男がいくら全力疾走しようと男と警官の差は開かず
ましてやどんどん差が縮まるのだ
男はいつもと違うことに恐怖を持ち始め
逃げきれないと、思いかけたが近くにある逃げ道を思い出してそこにむかった
そこは正面は塀で左右ともに建物が建っている行き止まりの場所だった
男はそこの塀を登って逃げるためにその路地に入ろうとした
だがその瞬間に何か堅いものに阻まれて鼻を強く打った
一瞬自分を疑ったが手を前に出すと見えない何かに当たるのだ
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