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「え、でもなんで?昨日まで…」
「私ね、昨日美香ちゃんに言われて…気持ち言いたいって思った。だからあのあと遥を呼び出して…」
「告白したの?」
「うん」
昨日まで弱音を吐いていた愛が告白したなんて。
あたしの質問に顔を赤くしながら答えてる。
やっぱり愛は肉食だね。
こっちまで嬉しくなるよ。
「愛が告白してきたとき、すっごい嬉しかった」
隣にいる遥はハニカミながら言って。
「美香ちゃんありがと」
そう言ってくれた。
あたしなにもしてないんだけどな。
「私からも。美香ちゃんが言ってくれなかったら告白出来なかった」
愛もありがとうと言って。
あたしの方がありがとうなんだけどな。
おかげであたしも陸に告白出来た。
まぁ愛には偽恋人だったって言ってないから知らないけどさ。
まぁこれだけ言うよ。
「あたし、陸ともっとラブラブになれた。ありがと」
「え!?本当に?良かったね」
そう言って喜んでくれる愛。
ありがと。
二人共お似合いだよ。
後で愛に聞いた話だと、遥も愛の事好きだったらしい。
その話を聞いて、本当に嬉しかった。
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