一章 戦争

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俺たちが出た時にはもう下がっていたトランザムライザーだったが何時の間にか再稼働していた しかし弾薬は尽きているようでソードで切り進んでいる 動きが早く、俺たちが5分程かかった敵を数秒で切り裂いてゆく それに負けじと俺もシールド内蔵型ビームサーベルで切り進もうとするがそこそこかかる あの斧でのカウンターには特に気をつけなければならない、盾でも耐えるのが厳しかった、あれを頭に受けたら戦えなくなるだろうからだ 「しまった」 〈ハロ、ハロ、前方に高熱源体反応有り、キケン、キケン〉 敵を倒すことばかりに気を取られ研究所から離れている、そして前方には高熱源体、下がろうにもまだザクと呼ばれる機体はかなりの量、手詰まりだ
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