序章・占い

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「おっはよ、慎(しん)」 「おう、紗木(さき)」 幼なじみの紺野沙木といつものように挨拶をかわす 紗木はこう、普通にしているときはまあ可愛いが、キレたり、俺が学校に行こうとしないときとかは鬼だ、鬼としか例えようがないほど凶悪だ 「何か言った?」 少々怒った様子でこちらを睨んでいる 「なんでもない……」 「そういえば今日残念だったわね、星座占い、私は一位だったけどね」 ちなみに紗木も少なからず俺の影響で占い好きである まあこの程度の自慢なら無害だから全く問題無いし慣れてる ほとんどだれでも1ヶ月に4・5回は一位になるからな
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