第二夜 ー出現ー

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それから、数日… 同じように過ぎ去っていく。 ドアに向かってくる足音がし始めた。 …カツン…カツン… だんだんと近づいてくる。 …カツン…カツン… 止まった… するといきなりドアを蹴り倒し、中にあの夜の男が入ってくる。 「やぁ、君たち。クロスの移植先かな?」 その男の目はとても冷たく人間とは思えない。 そして、男は拳銃をむける。 「クロスは、連合を抜けるらしい…厄介者になる前に君たちを、殺しとかないとな。」 口が引きつり、目は笑っている。 躊躇なく引き金を引いた。 ドンッ… 「ぐっ…」 俺は、歯を食いしばり弟にかぶさった。 すると、飛んだのはあの男の拳銃だった。 ドアの後ろにクロスがたっていた。
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