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それから、数日…
同じように過ぎ去っていく。
ドアに向かってくる足音がし始めた。
…カツン…カツン…
だんだんと近づいてくる。
…カツン…カツン…
止まった…
するといきなりドアを蹴り倒し、中にあの夜の男が入ってくる。
「やぁ、君たち。クロスの移植先かな?」
その男の目はとても冷たく人間とは思えない。
そして、男は拳銃をむける。
「クロスは、連合を抜けるらしい…厄介者になる前に君たちを、殺しとかないとな。」
口が引きつり、目は笑っている。
躊躇なく引き金を引いた。
ドンッ…
「ぐっ…」
俺は、歯を食いしばり弟にかぶさった。
すると、飛んだのはあの男の拳銃だった。
ドアの後ろにクロスがたっていた。
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