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深夜…
ビキビキ…
頭が割れるような音とともにひどい頭痛に見舞われる…
「イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ…」
頭が割れるような傷みは止まらない。
「おい、どうした。」
「お兄ちゃんが…」
巨人は俺を抱える
「これは、ひどい熱だ。どうした。」
「頭が割れる…」
「なに?おい、みずと布持って来い!台所にある!」
弟は駆け足で向かい、みずと布を持ってきた。
激痛は徐々に和らぎ、落ち着きを取り戻す。
「大丈夫か…」
「うん、落ち着いた。」
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