日常と友達

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「何が人とは思えない姿だ。このハンサムな顔を見てみろよ?」 このうざったらしい自称『ハンサム(笑)』の泉堂は一応俺の友達だ。 顔は…………まぁ来世があるさ。 てか何でコイツは俺の心を読めたんだ!?とりあえず自称ハンサムの泉堂を静めんと、目を潰すことにした。 「痛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!目がぁ、目がぁぁぁ!!!!!」 「うるせぇ!これで自分の本当の(残念な)顔が分かるようになったんだ。良かったな。」 「本当か?……………本当だ!やっぱかっこいいな俺は。」 そう言って泉堂は鏡を見ながら髪を整え始めた。 どうやら本当の原因は脳にあるらしい………。 「あははは。泉堂はやっぱりおもしろいね。」 涼太は俺たちを見ながらニコニコしている。涼太は常に笑顔で、むしろ他の顔を見ることがほとんどない。 このハンサムスマイルが涼太が女子にモテる原因の1つなのかもしれない………。 涼太は高校1年の時、1週間に1回のペースで女子から告白されていた。 ちなみに月に一度のペースで男子のアーーーーーーーッな連中から告白を受けていたと言う噂があるのは真実だ。 つまり男女共からモテていた羨ましい奴なんだよ。 男子からは要らんがな。
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