0人が本棚に入れています
本棚に追加
†一節†
真夜中
『ドッカーーーーン』
「うわっ」
俺は、不気味な音で目が覚めてしまった。
ッ。誰だよ、こんな夜中に!しかも家の庭だし。近所迷惑もいいところだ!!
俺は、重い足取りで庭まで行った。
ここで俺は、自分の目を疑った。
「………なんだこれ?」
なんと家の庭に十字架がたてられてるではないか。
たくっ。誰がやったんだよ!気味が悪い…。
なんて思いながら俺は、十字架を抜いた。
「ん?なんだこれ?」
十字架の下…土の中に何かが埋まっている。俺は、スコップを持ってきてその《何か》を掘り出してみた。
「………っ。」
俺は、言葉をなくした。
なんと土の中から出てきたのは棺桶だったのだ!
俺は、開ける気は無かった。
早く誰かに知らせようとした。
しかし………
「!?」
なんということだ!!
体が勝手に動いてしまっている!
しかも棺桶を開けようとしているのだ。
「っ。やめろ!!」
しかし体はいうことをきかない。そしてついに………
ガタン
俺は、棺桶を開けてしまった。
俺は、恐る恐る棺桶を覗いてみた。
そしたら………
「うわっ。可愛い…。」
俺は、不覚にも棺桶の中の《美少女》に見とれてしまった。
何でこんな美少女が?しかも………生きてる!?
なんということだ!!棺桶の中にいる美少女はまだ息をしているではないか!!
俺は、その美少女を起こそうとしたとき一つの異変に気づいた。
「何でこんなことになってんだよ!!」
なんとその美少女の腹の部分にポッカリと穴が空いているのだ!!
最初のコメントを投稿しよう!