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妹「むー、パフェ遅ーい」
姉友「確かに。少し遅いわね」
姉「別に混んでるわけでもないし、何でだ?」
カチャカチャカチャ
↑食器の音
先輩「お待たせ致しました。こちらイチゴパフェ一つ、チョコレートパフェ二つ、オムライス一つで御座います」
妹「やっと来た~」
姉友「待ちくたびれた」
姉「オムライス♪」
先輩「ニコニコ」
姉「ん?どうかしましたか?」
先輩「姉先輩、俺ですよオ・レ!!」
姉「…………誰?」
先輩「アレ?覚えてない?」
姉「済まないが私の知り合いに君みたいな奴は居ないな」
先輩「えぇ!?本当に覚えてないんですか!?何回も愛を伝えたのに!?」
姉「ん?何回も愛を伝えた?………もしかして……」
先輩「思い出してくれました!?」
姉「会社の私の後輩か!?」
先輩「ちっがう!」
姉友「姉っち。この子は弟君の先輩で、ウチ等の高校の後輩だよ。ってか姉っち、何度も告白されてたじゃん」
妹「パフェ甘スwww」
姉「え?そうだったっけ?」
先輩「そうッスよ!」
姉「ごめん、記憶に無い(`・ω・´)キリッ」
先輩「うそん!?」
姉友「後輩ザマァwww」
弟「先輩」
先輩「あ゛ぁ゛!?」
弟「いい加減仕事に戻って下さい」
先輩「うるせぇ!!お前に俺の何がわかる!?一時的な記憶の欠落どころか、記憶から完璧に抹消された俺の気持ちがお前にわかるのか!?」
弟「先輩……」
先輩「………グスッ」
弟「んな事どうでも良いから仕事に戻って下さい」
先輩「………」
先輩「弟のバカヤロォォォォォ!!」
弟「姉ちゃん。からかい過ぎじゃない?いくら何でもアレはやりすぎだよ」
姉「む、そうか?」
弟「先輩ガチ泣きしてたぞ」
妹「止め刺したのお兄ちゃんだけどね」
弟「あ、バレた?」
姉「相変わらず鬼畜だな弟」
弟「そんなに褒めるなよ。ミンチにするぞ」
姉「何で!?」
弟「気分」
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