戦場(8番テーブル)

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妹「むー、パフェ遅ーい」 姉友「確かに。少し遅いわね」 姉「別に混んでるわけでもないし、何でだ?」 カチャカチャカチャ ↑食器の音 先輩「お待たせ致しました。こちらイチゴパフェ一つ、チョコレートパフェ二つ、オムライス一つで御座います」 妹「やっと来た~」 姉友「待ちくたびれた」 姉「オムライス♪」 先輩「ニコニコ」 姉「ん?どうかしましたか?」 先輩「姉先輩、俺ですよオ・レ!!」 姉「…………誰?」 先輩「アレ?覚えてない?」 姉「済まないが私の知り合いに君みたいな奴は居ないな」 先輩「えぇ!?本当に覚えてないんですか!?何回も愛を伝えたのに!?」 姉「ん?何回も愛を伝えた?………もしかして……」 先輩「思い出してくれました!?」 姉「会社の私の後輩か!?」 先輩「ちっがう!」 姉友「姉っち。この子は弟君の先輩で、ウチ等の高校の後輩だよ。ってか姉っち、何度も告白されてたじゃん」 妹「パフェ甘スwww」 姉「え?そうだったっけ?」 先輩「そうッスよ!」 姉「ごめん、記憶に無い(`・ω・´)キリッ」 先輩「うそん!?」 姉友「後輩ザマァwww」 弟「先輩」 先輩「あ゛ぁ゛!?」 弟「いい加減仕事に戻って下さい」 先輩「うるせぇ!!お前に俺の何がわかる!?一時的な記憶の欠落どころか、記憶から完璧に抹消された俺の気持ちがお前にわかるのか!?」 弟「先輩……」 先輩「………グスッ」 弟「んな事どうでも良いから仕事に戻って下さい」 先輩「………」 先輩「弟のバカヤロォォォォォ!!」 弟「姉ちゃん。からかい過ぎじゃない?いくら何でもアレはやりすぎだよ」 姉「む、そうか?」 弟「先輩ガチ泣きしてたぞ」 妹「止め刺したのお兄ちゃんだけどね」 弟「あ、バレた?」 姉「相変わらず鬼畜だな弟」 弟「そんなに褒めるなよ。ミンチにするぞ」 姉「何で!?」 弟「気分」
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