失う怖さ

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俺が部活に行かなくなって1ヶ月くらいたったある日後輩たちにバカにされた。 「アイツのせいで負けた」 キツイ一言を浴びせられた。 しかし、事実であることは確かで俺は何も言い返す事はできなかった。 悲しかった。 後輩と衝突する毎日、そんな毎日に飽きた俺は野球を忘れようと必死になった。 毎日の様に夜遅くまで遊び回った。タバコもすった。 でも野球を忘れる事はできなかった。 夢を目指し、毎日努力した日々を自分の誇りに泥を塗ることはできなかった。 でも俺はずっと強がった。 そんなある日、一人の女の子が俺に話し掛けて来た。不良気取って誰も俺に寄り付かなくなって来て一人で居た俺に 俺はその子と仲良くなった。 毎日メールした その子に全ての悩みを話した。
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