Chapter-3-ESCAPE-OUT-OF-THE-DEAD

4/7
513人が本棚に入れています
本棚に追加
/151ページ
小山田「ったく 意味わかんねーよ オレの顔がテロって‥‥。」 佐野「本物のテロより お前の顔の方が テロなんだよ! 顔面凶器だろぉが!」 小山田「オレはロボットか! 目からビームとか出ねぇぞ!」 佐野「いやいや、 お前のその顔は 見ただけで みんな吹っ飛ぶわ!!」 杉村「ククク(笑)」 山伏「それは置いといて いつまでもここには 居られないぞ? 食料や水・睡眠・安全確保 の1つでも欠けると 生きられない。」 ポタポタ‥‥。 教室に近づいて行く 何やら液体が地面に落ちる音。 赤い‥‥‥。 しかしその存在は 姿を現した。 杉村「それにはまず 死人(ゾンビ)の‥‥‥!?」 眞木(?)「アァァァァ‥‥」 佐野・杉村・山伏・小山田 「ま‥‥眞木‥‥‥!?」 「眞木」としての影は あったが、それは 明らか死んでも おかしくないほど 痛々しい姿だった。 胸は喰い荒らされ 肋骨が剥き出し、 中の臓器は途中で はみ出て落ちたのか、 喰われたのか 空っぽだった。 左目も無くなり、 空洞となった瞼(まぶた)の 隙間からは闇が見える。 右の頬から下は 完全に喰われており、 歯茎が丸見えで そこから血が 絶える事なく 流れている。 眞木(死者)「アァァ‥」 山伏と眞木(元人間)と 目が合った‥‥!! 山伏「‥‥‥‥?」 疑問に思った。 山伏(こっち見たよな? 何故来ない‥‥?) 佐野(見えてないん じゃねぇの?) そこで山伏は 試しに指で音を鳴らしてみる。 パチンッ!! その瞬間、 山伏の指パッチンの 音に反応して、 襲ってきた!! 目の前には 小山田が‥‥!! 小山田「ひっ!!!」 すると山伏が 机を持ち上げ、 山伏「どけ小山田!!」 小山田「山伏!」 山伏「ウラァッ!!!」 ゴッ!!! 山伏は机を縦に持ち、 机の脚を 眞木(食べ残された元人間)の 両肘にぶつけたっ!! 眞木(異常)「うぅっ!!」 ボキッ!! 眞木(死人(笑))の 肘が外れた!!! 山伏「両腕の肘破壊成功!!」 しかし、 眞木(死んだ負け犬) 「うぅぅ‥‥‥!!」 山伏「‥‥!! コイツ!腕を折られたのに どこにこんな力がっ!!」 佐野「大丈夫か!?」
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!