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もう死人(ゾンビ)の数は
どれほどまで
達しただろうか?
少なくとも、
山伏達が
見下ろした
中庭には
50体以上の
死人が歩き回っていた。
それをみた山伏は、
山伏「他にも戦おうとした
奴らがいたって事だな。」
と呟く。
小山田はそれを聞いて、
小山田「戦っても倒せない
って事じゃないのかよ!?」
山伏「確かに、
弱点も分からない状態で
<動く死体>に立ち向かうのは
無謀だろうな‥‥。」
小山田は
自分の言った事が
伝わらなかったと思い、
もう一度言った。
小山田「だから‥‥!
戦っても勝てないって
言ったんだぞオレは!!」
そう言うと
佐野が、
佐野「倒せるさ。
その存在を消せば100%
倒した事になる。
だが、そこまで
しなくてもある程度の
ダメージでも倒せる
はずだ。」
小山田「弱点とか
わかんのかよ!?
ある程度のダメージって
どのくらいなんだよ!?」
すると杉村が、
小山田に
鋭い口調でこう言った。
杉村「声のトーンを下げろ‥
死人がやってくるだろ‥‥!」
しかし、
小山田はどんどん
恐怖で染まっている。
小山田「お前らみたいに
タフじゃねぇんだよ!!
こんな<テロ>みてぇな
事がある訳‥‥!!」
そう言った小山田に
反応した佐野が、
佐野「あるから
こんな事が起こってんだろ?」
佐野(このまま
壊れていくと、面倒だ。
何かボケを‥‥。)
佐野「おい、小山田。」
小山田「な、なんだよ?」
佐野「<テロ>がどうとか
言うけどな‥‥、
お前の顔の方が
テロやろ!!!」
小山田「何なんだよ
ソレッ!!?」
あっさり戻った。
ポタッ‥‥ポタポタ‥‥
3組の教室に
近づいて行く何やら
液体が地面に落ちる音。
?「アァァ‥‥‥」
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