第一回

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兄貴『ほら。小学生の頃はどっか遠足行ったりしたら、ほぼ必ず感想文書かなあかんかったやろ?』 妹『そだね。』 兄貴『で、お前の小6の頃の感想文を見とったわけですよ。』 妹『はいはい。』 兄貴『…カスやな(笑)』 妹『ええ!?そこまで!?』 兄貴『いやだってな?《私は~と思います》とか《不思議だなぁと思いました》とか《私だったらこうするなと思いました》とか…思いましたばっかりやんけ!』 妹『いや…それは文字数を増やすためじゃん?』 兄貴『絶対嘘。だってお前馬鹿やもん(笑)』 妹『ば、馬鹿じゃないもん!』 兄貴『いや馬鹿や。馬鹿が馬鹿言うんやから間違いない(笑)』 妹『なんじゃそら(笑)』 兄貴『類は友を呼ぶとか言うやん。』 妹『友じゃなくて兄妹なんだけどね(笑)』 兄貴『まぁせやな(笑)…』 妹『ははっ(笑)…』 兄貴『……』 妹『……』 兄貴『…おい。』 妹『ん?』 兄貴『ん?やないねん。さっきから、ちょいちょい沈黙挟むけど、あれ何やねん。』 妹『いや…会話が無くなったから…』 兄貴『グダグダか!』 妹『グダグダだ!』 兄貴『お、おお…』
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