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……なん、だと……??!
九條さん、男を投げるとは恐るべし。
通りで咲良は既にぼろぼろな訳だ。
「……んで、そろそろ聞かせてくれるよな!どうして次はここで事件が起きるって思ったのか??!」
「……ちょ君たち、一般人は入ったらダメーー」
「……いや、いい。少し三人で話がしたいからお前は他の警備に回ってくれ」
九條さんの大声で一般人が紛れ込んでいたことに気づいた俺の後輩が注意してきたのを遮り、他の場所の警備に行くことを指示。
こうなればどうにでもなれ、だーー
とことんこの二人には付き合ってもらおうじゃないか。
「俺も聞きたい。なぜここだったのかーー」
「……『サクラ チル ハルノ ゴガツ』だからです」
「「はぁ??!!」」
俺と九條さんはくしくも同時に声を上げました。
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