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『よぉ!元気か?時都。ずっと会ってないなぁ寂しいよ。』
「うるせぇ。気持ち悪いこと言ってんじゃねぇよ。」と返してやると、
『ひどいなー』
まんざらでもなさそうだ。
「それよりも兄貴。用事あんだろ。早く言えよ。」
突き放すように言うと、
『はいはい。オマエ学校決めたのか?』
兄貴がそう聞いてきたので「いや、まだだ。アキもまだ決めてない。」
『おお!そうか!』
兄貴が嬉しそうに言う。
「じゃあ俺の学校に来いよ。」
あーそういや兄貴って江島学園の理事長だったな…
ま、そこでもいっか。
一応アキに聞いてみることにした。
「アキ。江島学園行かないか?」
そう聞くと、
「んー?もちろんだよ!時都が一緒ならね!」
とあっさり了承した。
「じゃあそこ行くわ。アキも一緒に。試験どうする?」
そう聞くと、
『いつでもいいぞ!まぁ、頭のイイ二人なら簡単に受かるかもね♪』
「当たり前だ。学年主席と次席だぞ。」
『あーそうだね!じゃあいつでも待ってるからねー』
そういわれて電話は終わった。
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