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それから一年後――
「隊長!こちら資料となります。」
「うん。ありがとう。三木さん。」
俺、佐江島時都は高校2年になりました。
高校1年の二学期に突如辞めてしまった、隊長さんの代わりに俺がやっているというわけだ。
――俺が入った頃から、親衛隊は俺がまとめていたから対して変わりはないがな。
ちなみに副隊長は…
「時都。お疲れ。」
「おぅ!オマエもお疲れ様。アキ。」
そう。幼なじみのアキだ。
強姦事件は、俺がまとめ始めた時期からドンドン減り始め、最終的には、0に近い状況だ。
「強姦はなくなったよねーこれも時都がやったおかげだな。」
とアキがつぶやく。
「ああ、そうだな。」
といって一応微笑んでおく。
親衛隊の皆は顔を真っ赤にしていたことは、全然気付いていなかったが。
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