2.物語の始まり。

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それから一年後―― 「隊長!こちら資料となります。」 「うん。ありがとう。三木さん。」 俺、佐江島時都は高校2年になりました。 高校1年の二学期に突如辞めてしまった、隊長さんの代わりに俺がやっているというわけだ。 ――俺が入った頃から、親衛隊は俺がまとめていたから対して変わりはないがな。 ちなみに副隊長は… 「時都。お疲れ。」 「おぅ!オマエもお疲れ様。アキ。」 そう。幼なじみのアキだ。 強姦事件は、俺がまとめ始めた時期からドンドン減り始め、最終的には、0に近い状況だ。 「強姦はなくなったよねーこれも時都がやったおかげだな。」 とアキがつぶやく。 「ああ、そうだな。」 といって一応微笑んでおく。 親衛隊の皆は顔を真っ赤にしていたことは、全然気付いていなかったが。
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