キャバ嬢:マナ

8/8
前へ
/130ページ
次へ
この後のことなんか、想定済み。 気付いてないわけじゃない。 これが現実。 彼は隠す気すらないんだから。 つまり、そういうことでしょう? あたしと会うときくらい、左手の薬指くらいフリーにしておいてよ。 罪悪感が無いわけがない。 会ったこともない彼女に、何ともいえない気持ちを抱きながら、あたしは彼に流される。 娘は今年小学生になったらしい。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加