一話 ″忠義″

5/13
前へ
/130ページ
次へ
遜が京の町を歩いていると 何処からかこんな声が聞こえてきた。 「ねぇ壬生狼がまた人斬ったらしいで?」 「ほんまに田舎侍は、斬るのに見境無いんか ねぇ?」 (壬生狼‥‥?) 遜は京に来て間もないため知らなかった。 京の人たちから恐れられる 壬生の狼のことを‥‥‥。        
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加