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「はじめまして。わたし……あっ!」
と神の叫びをあげながら、天使は俺に迫ってきた。
「ねぇっ!君って芥川裕毅(アクタガワユウキ)くんだよねぇ!?私、相馬裕(ソウマユウ)って言って、好きな食べ物は卵とメンマとナルトで、嫌いな食べ物はのりともやしで、ここまで言ったら分かるかも知れないけど、家がラーメン屋で……」
「ストッーーーープ!!!」
「え?」
「え?じゃなくて。早いし、なんで俺の名前知ってるか不思議だし、いつの間にか俺の手握ってるし…」
「あっ!ごめんなさい。」
まあ嬉しいんだけどね。
「とりあえず皆に自己紹介したら?」
「うん!わかった!」
と教壇に上って自己紹介をはじめた。
なんなんだ、この女。可愛いし、おかしいし、ラーメンラーメン言ってるし、可愛いし、喋るの早いし、可愛いし…
「おい!裕毅。お前知り合いなのかよ!」
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